①ワークショップ「路上・見立ての散歩 」
「街を歩いていたら、こんなふうに見えちゃった!?」
参加者の頭の中だけに見えたもう一つの街をお互いに覗き込むワークショップ。目に見える現実の世界からはみ出した、路上に潜むワンダーランド。街にあるものが個々の目(レンズ)と頭(フィルター)を通して見ると、まったく違った世界に見えてくる、見立て写真の撮影と発表会。
鈴木康広とめぐる、路上を見立て、観察するイベントです。
【日時】10/19(日) 10:30〜12:50
【集合場所】アートプラザ出発
【定員】10名(事前申込要)
【申込方法】WEB、電話、FAXのいずれか
大分市役所 商工労働観光部商工労政課内
Tel:097-537-5959 Fax:097-533-9077
②トークショー「空気が建築を立ち上げる −見えるようにする、観察のための対話−」
ぼくたちが、ぼんやり見ている空気は、建築に囲まれていたり、お菓子の箱に包まれていたり。あるいは大気圏に包まれていたりします。はたまた、建築はなにかに包まれていたら、その包み紙すべては建築です。空気と建築とは、相思相愛であり、建築はそこまで遡って考えなければいけません。
鈴木康広氏の《空気の人》は、目に見えない空気を、ひとの形にして可視化して、その場の空気を見えるものにしてくれます。本橋仁の「家を渉る劇」のシリーズは、建築をみる目を情報から引き剥がし、その手前の空間を見せようとしています。
空気と建築とを考えるそれぞれの立場から、見ること/見えるようにすることをテーマに考えるトークディスカッションです。(本橋仁)
【日時】10/19(日)15:00〜16:30
【場所】アートプラザ 60’sホール
【登壇者】鈴木康広(アーティスト)、本橋仁(金沢21世紀美術館レジストラー)
【定員】なし
■本橋 仁(もとはし じん)
博士(工学)。金沢21世紀美術館レジストラー、奈良文化財研究所客員研究員、総合地球環境学研究所 客員准教授。メグロ建築研究所取締役、早稲田大学建築学科助手、京都国立近代美術館特定研究員、文化庁在外芸術家研修プログラムでのThe Canadian Centre for Architecture(CCA)滞在を経て現職。文化資源の再文脈化を促す問いの場としての展示空間と、その建築的役割の再評価に向けたキュラトリアルな実践を軸に活動をつづける。主な活動に、家を渉る劇、能登共同・郷土ライブラリーなど。
